個人再生前に車を譲ったり名義変更したりできる?

個人再生前に車を譲ったり名義変更したりできるのか?

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個人再生を行うにあたり、持っている財産を他人に譲ったり安く売ったり、名義変更をしたらどうなるのか、そもそもそういったことができるのかって気になりますよね。

見た目上、持っている財産を減らすことができれば、個人再生をする際に有利になるので誰でも考えることだと思います。

実際のところはどうなのか見ていきましょう。





最低弁済額について

本題に入る前に、まず最低弁済額について見ておきましょう。

最低弁済額とは、
「最低でもこれだけ返済しなければいけない金額」
のことをいいます。

では、この最低弁済額はどのように決まるのでしょうか。

これは、

・民事再生法という法律で定められた基準額
・持っている財産の価値から算出される清算価値基準額

のうち、多い方の金額となります。



具体的に数字を当てはめて、見てみましょう。

借金:300万円
民事再生法による基準額:100万円
精算価値基準額:150万円

⇒最低弁済額は150万円

つまり、高価な財産を持っている場合、返済しなければいけない金額は高くなってしまいます。

そのため、高価な財産は家族などに譲渡してしまえば、返済金額を減らすことができるのではないか、と考えるわけですね。

これを踏まえて、本題に入っていきましょう。


譲ったり安く売ったりすることはできるけれど…

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まず、個人再生の前に財産を譲ったり、安く売ることはできるのか?
ということですが、これ自体は可能です。
しかし、その場合、譲渡した財産については裁判所に申告する必要があります。

具体的には、個人再生前に譲渡した財産についても財産目録に記載して裁判所に申告し、清算価値に含めるようになっています。
仮に申告しなかった場合、個人再生の手続きが却下されたり、再生計画が認められません。


最低弁済額を下げる目的なら効果なし

このように、最低弁済額を下げるために財産を譲渡したりしても、結局は清算価値に含めることになるため効果はありません。

仮に高価な車を所有していて、個人再生の前に名義変更をしても最低弁済額には影響しないということです。
まぁ、当然ですよね。
最低弁済額を下げるためにこのように隠ぺいすることは不正行為ですからね。

とはいっても、個人再生を検討しているのであれば、通常は高価な財産などはないでしょうから多くの場合はこのようなことは関係ないでしょう。
もし、財産はあるけれど借金の返済で苦労しているというのであれば、一度弁護士や司法書士に相談してみると良いでしょう。
債務整理無料診断を利用すれば、あなたの状況に適した弁護士や司法書士を見つけることが可能です。

相談は無料でできるので、借金返済に関する疑問などを一度相談してみると良いでしょう。

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